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「犬と猫の楽園」をマンションに!前澤友作さんが描く、一方的な寄付ではない全員が豊かになる利回りくんの仕組みとは?

日本では、年間約3万頭の犬や猫の殺処分が行われています。愛犬家で知られる前澤友作さん(ZOZO創業者)は、その現状に心を痛め、“殺処分ゼロ”を目指すために、保護犬、保護猫を多頭飼いできる「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE(イヌネコヒルズ六郷土手)」をプロデュースしていました。 その活動を広めるため「利回りくん」に注目し、投資対象物件にすることになりました。

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前澤さんが語る“殺処分ゼロ”への想いや活動

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前澤さんは私財を投じて「前澤ファンド」を立ち上げ、話題になった宇宙旅行などの趣味の追求だけでなく、社会課題の解決に乗り出していました。

愛犬家の前澤さんは捨て犬や捨て猫が殺処分される現状を解決しようと、全国にペットシェルターをたくさんつくり、そこから新しい飼い主に譲り渡すことを通じて殺処分を1頭でもなくしていこうと活動を始めたのです。

ちなみに、日本における犬と猫の殺処分は、1974年には122万頭以上も行われ、年々減少を続けているものの、それでも3万頭ものペットが殺されているのです。

殺処分をなくすには、保護犬や保護猫を積極的に迎え入れてくれる飼い主が、安心して暮らしていける環境づくりが必要です。

犬や猫をたくさん飼うことに、「近所迷惑」などの否定的な意見もあります。しかし、前澤さんはもっと無理なく多頭飼いできる環境が増えれば、保護犬や保護猫を引き取ってくれる人が増えるのではないか、と考えているのです。

そんなビジョンに「利回りくん」のスキームは最適でした。ここからは株式会社シーラホールディングス杉本宏之会長に、お話を伺いました。

出典:「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」(環境省)

「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」はペット暮らしに最適過ぎる好条件!

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-「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」の概要を教えてください。

一言でいえば、「保護犬や保護猫を多頭飼いしている人のためのマンション」です。建物の1階にはペットのための足洗い場やリードフックがあり、屋上にはドッグランがあって入居者同士の交流の場にもなります。

また、各戸にはペットゲート、ペットドアやキャットウォークが付いていて、クロスは防傷・消臭効果が高いものを使用しています。

さらに、スペシャルサポーターによる特典もあります。隣には動物病院があるのですが、その院長さんのご厚意により、入居者は診療やペットホテルの利用に関して割引を受けることができます。

また、イヌネコヒルズのプロデューサーである前澤友作さんが出資している犬猫生活社の保存料や着色料、香料無添加の高品質ペットフードも割引購入できます。

全戸にトレッタキャッツ社の猫用カメラ付きトイレや、Furboドッグカメラといった最新のIoT機器も入居者特典として月額使用料が半年間無料ですプレゼントもしています。。足洗い場やリードフック、ドッグランも前澤さんの寄附でつくられています。

立地としては、京浜急行の「六郷土手」駅から徒歩3分で、目と鼻の先にある多摩川は絶好のお散歩コースです。

-世の中の「ペット可」の物件はどういった状況ですか?

東京23区内の賃貸物件のうち、「ペット可」は12%ほどといわれています。最も多いエリアの港区でも全物件の4分の1程度。数が少ないのは、やはり物件のオーナーが入居中や退去時のトラブルを懸念しているからでしょう。

犬や猫の鳴き声や臭いが入居者同士のトラブルを引き起こしやすいうえに、壁や床にキズを付けられ、原状回復を巡るトラブルも考えられます。

まだまだペットとともに住める物件が少ないなかで、この「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」はまさしくペット暮らしに最適な条件が揃っていると自負しています。

出典:「2020年(令和2年)全国犬猫飼育実態調査 結果」(一般社団法人ペットフード協会)

「利回りくん」で保護犬や保護猫を安心して迎え入れられる環境づくりを

-「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」をプロデュースした経緯を教えてください。

前澤さんは20年ぐらい前からの付き合いで、月に2回は会ってご飯を食べる仲なんです。そのときの会話の中で、前澤さんから「立ち上げた財団でペットの殺処分をゼロにする活動をしようと思っているんだ。『利回りくん』ってこれに向いているんじゃないかな?」と、保護犬や保護猫を引き取って飼ってくれる人向けのペット共生型マンションのアイデアを聞いたのです。

そのとき、「これは面白いし、まさしく『利回りくん』にぴったりだ」と思いました。一方で、「そんな物件が都合よく見つかるはずはないから、1年ぐらいかかる話かな」とも思っていました。

ところが、直後に社員から購入するかどうか迷っている物件があると六郷土手のマンションを見せられました。多摩川のすぐ近くで、隣に動物病院とペットホテルがある。コインランドリーやコンビニも近い。「これ、最高!」と思いましたね。その社員は前澤さんからの話について知りませんから、まさしく偶然です。

すぐに前澤さんに報告すると、「いいね!買おうよ」と即座に返事が来ました。また、直後にマンションのオーナーさんに企画を説明すると、喜んで賛同していただきました。運命的な出会いでしたね。

全員が潤えるスキームに

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-「利回りくん」における「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」のスキームについて教えてください。

スタート時点の第一号イヌネコヒルズの募集金額は4億1,040万円で、1口1万円から出資できます。出資者と名義上の物件オーナーとなるシーラとの間で匿名組合契約を交わし、払っていただいた出資金で建物を購入します。したがって、出資者は出資金の分、この物件のオーナーになるという形です。なお、シーラ自身も5%の劣後出資者として匿名組合に出資します。

入居者募集は当社が行い、出資者には年間2,220万円の家賃収入を原資として3.0%の利回りで分配します。期間は10年間ですが、その間出資者はいつでも売却することができ、次の出資者に買っていただけます。

投資期間の10年間がきたら、物件を売却し、匿名組合を解散して出資金を分配します。このとき、もし売却額が購入額よりも下がる、つまり運用資産としての評価額が下落した場合、劣後出資者であるシーラが5%の出資金で補填します。

一般の出資者は“優先出資者”という位置づけなので、5%の下落幅において、元本は毀損しません。5%を超えた分は、優先出資者の元本が減少することになります。

「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」プロジェクトは関わる全員が幸せになれるしくみ

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-改めて、このプロジェクトはどういった意義があると考えていますか?

この「利回りくん」による「INUNEKO HILLS ROKUGODOTE」プロジェクトの意義は、関わる全員が幸せになれるしくみにあると思っています。このプロジェクトには、4方面の関わる人がいます。

1人目は、プロデューサーである前澤さん。ご本人の“殺処分ゼロ”という社会課題解決に向け、「利回りくん」という仕組みを使うことによってより多くの出資者を集め、目標に近づけていくことができます。

2人目は、入居者である保護犬、保護猫の飼い主さん。殺処分に心を痛め、引き取りたいが環境がないと悩んでいた方がペットと幸せに暮らせる最適な環境を得ることができます。

3人目は、「利回りくん」で出資してくださる投資家の皆さん。ただの不動産投資と違い、“殺処分ゼロ”という社会課題解決に貢献しつつ、実質的な利回りを得ることもできます。また、

そして4人目は、当社シーラです。「利回りくん」運用の手数料や物件の管理費を得ることができますが、それ以上に当社としても前澤さんに協力し、“殺処分ゼロ”を実現させていくことに大きな意義を感じており、当社の価値向上に繋がっていると思っています。

このように全員が潤えるスキームだからこそサステナブルなものとなり、着実に社会課題の解決に繋げられるのではないかと自負しています。