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投資型クラウドファンディングの仕組みとは!メリット・デメリットを解説

投資型クラウドファンディングは、近年、投資方法の一つとして注目されています。「気になってはいるけれど詳しくはわからない」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、投資型クラウドファンディングとは何か、種類、メリット・デメリットなどについてまとめました。 これから投資を検討している方や投資型クラウドファンディングに関心がある方はぜひ、参考にしてください。

この記事は約6分で読み終わります。

投資型クラウドファンディングとは

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そもそも「クラウドファンディング」とは、インターネットを通して不特定多数の人から資金を集める方法です。

サービスやアイディア、資金を募っている個人・企業の想いなどに賛同し、応援したいと思った人や企業が資金を提供します。

数千円といった少額から資金の提供が可能となっていることが多いです。

そんなクラウドファンディングにはいくつか形態があります。主に商品やサービスを購入する「購入型」、リターンを求めない「寄付型」が有名です。

そして近年注目を集めている「投資型クラウドファンディング」とは、出資する見返りに現金や株式の分配を受け取ることができるクラウドファンディングです。

投資対象は、新規事業や将来性のあるベンチャー企業などが多いという特徴があります。

投資型クラウドファンディングのメリット・デメリット

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投資型クラウドファンディングは、少額投資の投資先として注目を集めていますが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょう?この項目では、メリットとデメリットを解説していきます。

【メリット】少額だからリスクが少ない

投資型クラウドファンディングは、1万円程度の少額から投資することができ、まとまった資金が必要ないということが大きなメリットです。

利用するクラウドファンディングのプラットフォームや案件によって違いがあるものの、低めに金額設定されていることが多いです。

これから伸びていく新規事業やベンチャー企業に少額でも関われるという点も、また魅力的だといえるでしょう。

少額投資ではありますが、プラットフォームや案件によっては4%~10%程度という高利回りを狙うこともできるので、少額からでもできるだけリターンを得たいという方におすすめです。

【デメリット】短期的な利益は期待できない

クラウドファンディングは数ヶ月単位の中長期で運用する投資方法です。

なので、FXや株式トレードなどと異なり、短期的に大きな利益を得ることは難しいというデメリットがあります。

できるだけ早い段階で利益を得たいと考えている方には、あまり適していない投資方法だといえるでしょう。

また、高利回りを狙える可能性がある一方で、注意すべき点もあります。投資対象となっている事業が頓挫したり、企業の経営状態が悪化したりしてリターンを得られなくなる可能性が考えられるからです。

投資対象となる企業の経営状態の把握や、過去の実績を考慮するなど、投資前の十分な検討が重要になります。

投資型クラウドファンディングの種類

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投資型クラウドファンディングには大きく分けて3つの種類があり、それぞれ異なる仕様になっています。各特徴やリターンを得る方法などを確認しておきましょう。

ファンド型

ファンド型とは、特定のプロジェクトや事業に対して投資家が出資を行うクラウドファンディングです。

出資を受け、ファンド(基金)を作って、事業やプロジェクトを行う事業者がプラットフォームを利用して資金を募ります。

投資家は売り上げなどの成果に基づいて、利益を分配金などの形で受け取ることができます。

比較的大きな企業が行うプロジェクトや個人が立ち上げた小さな事業など、幅広い事業者が投資型クラウドファンディングを利用しています。

貧困など、社会問題の解決を目的としたプロジェクトも多く、社会貢献を目的に投資する方も少なくありません。

株式型

通常の株式投資は証券会社を通して上場企業の株式を購入しますが、株式型のクラウドファンディングはそれとは異なります。

クラウドファンディングによって未上場企業の株式を取得し、企業の成長を応援するという投資方法です。

出資した投資家は出資額に応じて、業績に応じた配当金などの形でリターンを得られます。

企業は上場せずとも資金を調達することができ、投資家は企業が上場すれば大きなメリットが得られるなど、双方が得する可能性があります。

ただし、購入した株式の売却が難しいことや、出資先の企業が倒産してしまうなどのリスクもあるため注意が必要です。

ソーシャルレンディング型

ソーシャルレンディング型は「融資型クラウドファンディング」とも呼ばれる投資方法です。

プラットフォームが複数の支援者から小口資金を集めて大口化し、資金を調達したい企業に融資します。

簡単にいうと、「お金を借りたい人(企業)」と「お金を貸したい投資家や企業」をマッチングする仲介サービスのようなものです。

資金を募集する際に利回りは決まっており、出資者は金利という形でリターンを得ることができます。

資金を調達する企業にとって、ソーシャルレンディング型クラウドファンディングは金融機関から融資を受ける代替え方法でもあるため、高い利回りとなっていることが多いことが特徴です。

案件やプロジェクトによって利回りは異なりますが、場合によっては担保付きで10%以上というものもあります。

ただし元本や利子の保証はなく、借りた企業が返済できない場合には元本が戻ってこないというリスクがあるため、こちらも注意が必要です。

投資型クラウドファンディングを始めるときの注意点

少額から始められるのであれば、投資型クラウドファンディングを利用してみたいと考える方もいるでしょう。

実際に始める際は注意しておきたいポイントがあります。具体的にどのような点に注意すべきなのか説明していきましょう。

応募が殺到するためお早めに

クラウドファンディングは投資型に限らず、人気のものはすぐに応募が集まる傾向にあります。

特に話題の案件は、あっという間に応募が集まって投資できなくなることも少なくありません。

投資型クラウドファンディングの場合は、高利回りのものほど応募が殺到するため、募集開始から数分で終了してしまうこともあります。

案件の情報は事前に公開されていることがほとんどなので、気になる案件があれば こまめにチェックしておきましょう。

応募が開始されたら速やかに手続きができるよう、プラットフォームの会員登録や口座への入金なども済ませておくとスムーズです。

元本の保証を確認

応募する前の確認事項として、元本の保証の有無はしっかりとチェックしておきましょう。投資型クラウドファンディングの場合、元本の保証がされていないことがほとんどです。

投資している企業の業績や事業の進捗などによっては、利子や配当金なども分配されないかもしれません。

貸し倒れや倒産など万が一の場合に備えて、プラットフォームや案件ごとにリスク回避の仕組みを確認しておきましょう。

場合によっては、担保となる不動産の設定などがされていることがあります。

まとめ

投資型クラウドファンディングは、投資先の倒産などのリスクはあるものの、案件によっては高利回りが期待できる投資方法です。

実際に投資をするにあたっては、事前の情報収集や元本保証の有無など重要事項の確認が大切です。

今回ご紹介した内容を参考に、投資型クラウドファンディングの利用を検討してみてはいかがでしょうか。