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【徹底比較】初心者におすすめのおつり投資とは?

買い物で受け取るおつりを活用し、少額から投資を始められる「おつり投資」が注目を集めています。まとまった資金が不要なので、気軽に投資を始めたい方におすすめです。

この記事では、おつり投資サービスの比較や利用上の注意点などをわかりやすく解説します。

この記事は約8分で読み終わります。

おつり投資とは?

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おつり投資とは、その名の通り、買い物で生じたおつりを利用して行う投資のことです。

おつりを利用するといっても、自分でおつりを貯めたり管理したりといった手間はいりません。投資用の口座を開設し、クレジットカードや電子マネーなどと連携すれば準備完了です。

おつりの設定や計算はすべて自動で行われます。おつりとして計算されるのは、買い物金額の端数部分となります。例えば250円の買い物をした場合、設定金額が100円なら「300-250=50円」、500円なら「500-250=250円」、1,000円なら「1,000-250=750円」がおつりとして記録される仕組みです。

さらに積立金額や毎月の投資金額も自由に選択できるので、ムリのない範囲で資産運用することが可能です。

おつり投資は各種金融商品を組み合わせた上場投資信託(ETF)を対象としており、安全性の高さも魅力的です。また、ポートフォリオの作成など資産運用そのものが自動化されているのも大きな特徴で、投資に関する知識に自信のない方でも簡単に始められます。

おつりほどの少額な投資であっても、継続することで大きなリターンにつながる可能性もあるでしょう。ムリなく、無駄なく、そして気軽にお金を活用したい人におすすめの投資方法です。

【比較検証】おつり投資サービスの選び方

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おつり投資サービスは会社によって、運用のルールや制度が少しずつ異なるため、その違いを理解して選ぶと安心です。

ここでは「マメタス」、「トラノコ」、「THEO+docomo(テオプラスドコモ)」の3つのサービス内容から、選び方のポイントを具体的に紹介していきます。

サービス名

手数料

最低投資額

連携サービス

マメタス

年率0.33%

5円

「マネーフォワード」、「Zaim」、「マネーツリー」

トラノコ

年利最大0.55%

10万円

「マネーツリー」のみ

THEO+docomo

年率1.1%

1万円

dポイント、ドコモ口座、dCARD

手数料で比較

1.トラノコ

「トラノコ」は投資信託の「トラノコファンド」が資産運用を行うおつり投資サービスです。

トラノコの運用報酬が年率0.33%(税込)です。この数字だけをみると他のサービスよりも手数料はかなり割安だと感じられます。

ただし、トラノコには口座利用料300円(税込/ただし開設後3カ月は無料)、出金手数料1回300円(税込)の他、ETF売買手数料なども年率約0.17~0.22%かかるため、運用資産によっては運用コストの負担が大きくなることもありえます。

公式サイトによると、ひとつの目安となるのが預かり資産38.5万円です。口座利用料や出金手数料の300円は固定なので、預かり資産が大きくなるほどコストが下がっていきますから、将来的に50万円、100万円など大きな金額を運用したいと考えるなら、トラノコがおすすめといえるでしょう。

2.マメタス

「トラノコ」と並び、日本発のおつり投資サービスとして知られるのが「マメタス」です。ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」が運用を行うのが大きな特徴でしょう。

マメタスの手数料は年率1.1%(税込)で、3,000万円を超える部分については0.55%(税込)となっています。ちなみにこの手数料は取引ごとにかかるものではなく、預かり資産に対してかかるものなので大きな負担とはなりにくいといえます。

ETFの取引や通貨交換のほか、口座開設や維持手数料、入・出金手数料などは一切無料です。さらに、投資を継続すれば半年ごとに手数料率が下がる「長期割」という特典もあります。

シンプルでわかりやすく手頃な料金体系なので、おつり投資をとりあえず始めてみたいという方におすすめです。

3.THEO+docomo(テオプラスドコモ)

2021年8月より証券大手のSMBC日興証券への口座移管が決まっている「THEO+docomo(テオプラスドコモ)」。ロボアドバイザー「THEO」と通信大手のNTTdocomoがタッグを組んだおつり投資サービスです。

手数料の仕組みは「マメタス」と同じくシンプルで、預かり資産に応じた手数料が年率1.1%(税込)かかるだけで(3,000万円を超える部分については年率・税込0.55%)、口座開設や入・出金などにかかる手数料は不要です。

さらに「THEO+docomo」の場合、dカードGOLD会員であるなどの前提条件を満たせば、最大で0.715%まで手数料を下げられる仕組みも導入されています。前提条件を満たす可能性があるなら、「THEO+docomo」に注目です。

最低投資額で比較

1.トラノコ

「トラノコ」の最低投資額は5円から1円単位となっています。おつり投資というサービス名通り、5円という少額な金額から投資を始められるのが魅力です。

他に「トラノコ」にはユニークなサービスがあり、ポイントなどを使った資金ゼロの投資にも対応しています。提携するnanacoポイントやANAマイル、小田急ポイント、そして歩数やアンケート、動画視聴などで貯められる独自のトラノコポイントで、元手0円の投資が可能です。

おこづかいやスキマ時間の有効活用なら「トラノコ」が最適でしょう。

2.マメタス

ロボアドバイザーとしての実績で定評ある「WealthNavi(ウェルスナビ)」ですが、最低投資額は10万円のため、投資初心者には敷居の高い印象があるでしょう。

しかし、口座開設を住信SBIネット銀行で行う「WealthNavi for ネオモバ」にすれば、1万円から資産運用が可能です。

ウェルスナビを手頃な投資額から利用してみたいとお考えなら、口座開設先を住信SBIネット銀行にして、少額から試してみるのはいかがでしょうか。

3.THEO+docomo

最新のAI技術にプロの監修をプラスしたおつり投資サービス「THEO+docomo」も、「マメタス」同様、最低投資額は1万円となっています。

銀行振込やクイック入金によって、積み立てたおつり以外にも投資額を増やす方法があるので、余裕資金ができたタイミングで投資額をアップさせるのもいいでしょう。

連携サービスで比較

1.トラノコ

「トラノコ」を利用するときに必要となるのが、おつりを管理するためのサービスアカウントの作成です。

ただし、提携する家計簿アプリ「マネーフォワード」、「Zaim」、「マネーツリー」の3種があり、いずれかのアプリですでにアカウントをお持ちなら、アプリを連携させるだけで「トラノコ」でアカウントを作成できます。

2.マメタス

「トラノコ」同様、「マネタス」もおつりの管理は家計簿アプリを利用する仕組みですが、対象となるのは「マネーツリー」のみとなっています。

しかし、「マネーツリー」は利用者550万人を超える信頼性の高いサービスですから、これまで家計簿アプリを使ったことのない方でも安心して利用できるでしょう。

3.THEO+docomo

「THEO+ docomo」はドコモユーザーに優位のおつり投資サービスです。そのため、dポイント、ドコモ口座、dCARDとの連携が可能となっています。

dカードでおつりの自動管理を行い、ドコモ口座でワンクリック入出金に対応しています。また、dポイントユーザーなら毎月の運用額に応じてポイントがもらえる上、ドコモ回線保有者ならポイントが1.5倍にアップします。

逆にドコモユーザー以外にはこうした恩恵がありませんから、契約にあたっては注意が必要です。

おつり投資をはじめるときの注意点

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少額から気軽に資産運用を始められるおつり投資ですが、少額とはいえ、投資にまつわるリスクがあることを忘れてはいけません。

最後に、おつり投資を始めるときの注意点を3つにしぼって解説します。

口座残高がなければ運用できない

おつり投資サービスでは、買い物するたびに投資用のおつりが貯まっていきます。

ただし、注意したいのが、貯まったおつりはその時点では「仮想」のお金だということです。毎月1回あるいは目標金額に達した時点で投資することになりますが、その資金はクレジットカードや電子マネーを通じて請求され、銀行口座から引き落とされることを忘れてはいけません。

銀行が残高不足になれば、当然ながら投資はできません。残高に不安があるなら毎月の投資上限額を設定しておくといいでしょう。

投資先が選べない

どんな投資にもリスクはつきもので、ハイリスクハイリターンを狙う方もいれば、リターンは少なくてもローリスクを選ぶ方もいるでしょう。

しかし、おつり投資では、投資におけるリスク許容度がAI診断や個人の設定によって判断され、投資先はリスク許容度に基づいて自動的に決定されます。

自分で投資先を選べないので、投資に関する専門的な知識を深めたとしても、それを生かすことはできません。

変動リスクがある

おつり投資サービスは、そのほとんどがリスク分散型で安全性の高い資産運用を行うものです。しかし、どれだけローリスクとはいえ変動リスクは避けられないため、元本割れする可能性があることを理解しておきましょう。

おつり投資サービスと同じような少額投資に興味があるなら、応援型不動産クラファン「利回りくん」にもぜひ注目して下さい。

「利回りくん」は不動産投資家のサポートを通じて社会貢献や地域創生を目指す、クラウドファンディング型の投資サービスです。自分で不動産投資を行うと数百~数千万円の費用がかかりますが、「利回りくん」なら1口1万円から不動産への投資が可能で、自分で応援したい投資先も自由に選べます。

想定利回りも3%前後と高いものが多く、3カ月から半年に一度の分配金だから、10~20年の長期運用でもモチベーションを維持できます。

詳しくは、こちらのページをご覧ください。

まとめ

おつり投資は、「毎日の買い物で出るおつりを投資に回す」という発想に基づく少額投資サービスです。

おつり投資のほとんどのサービスは、おつりの管理から資産運用までを自動的に行ってくれる仕組みのため、専門的な知識や手間がかかりません。また、何より少額から投資できるため、投資を気軽に始めたい方にぴったりです。   

ただし、実際に投資する運用資金は口座引き落としになることや、各種手数料がかかることなど、サービスごとの違いやデメリットに注意する必要があります。

もし少額投資に興味が湧いたら、クラウドファンディング型の不動産投資「利回りくん」など、おつり投資以外のサービスにも注目してみて下さい。自分にぴったりのサービスを見つけて、将来への投資を始めましょう。