審査が甘いカードローンはある?審査基準や傾向について解説!

新しくカードローンを申し込む際、多くの方が最初にぶつかる壁になるのが、利用可能かどうかの「審査」です。

なかなか審査に通らない・審査をすぐ済ませたいという理由から、審査に通りやすいカードローンを探しているという方も多いでしょう。

そこで今回は、カードローンの審査について詳しくご紹介します。

審査の甘いカードローンはない?という疑問をはじめ、カードローンの審査に関するさまざまなことに触れているので、ぜひご参考ください。

審査が甘いカードローンはない?その理由は?

審査が甘いカードローンはない?その理由は?

結論から言いますと、“審査が甘い”、“通りやすい”というカードローンは、以下の理由から「ない」と言えます。

審査に通りやすいカードローンがない理由
  • 貸金業法13条の関連
  • 2006年の貸金業法改正
  • 信用情報機関の属性調査

ここからは、それぞれの理由について詳しく説明していきましょう。

審査の甘いカードローンがない理由を知ることで、より安全かつ確実なカードローンを利用できますよ。

貸金業法13条関連による要因

男性がクレジットカード片手にパソコンをいじる姿

2006年12月に改正された賃金業法より、借入希望額が年収の1/3を超えていた場合の融資が禁止されました。

 貸金業法第13条で義務付けられている返済能力の調査により、確実な返済能力がないとカードローンの審査には通りにくくなっています。

貸金業法の改正前は、多重債務に関する返済トラブルが多発していました。

返済トラブル防止のために貸金業法が改正されたことで返済能力に関する観点が見直され、カードローンの審査が厳しくなりました。

2006年の貸金業法改正による要因

審査が甘いカードローンはない?その理由は?

貸金業法が2006年に改正されたことにより、年収の1/3を超える貸付が禁止になりました。

 複数の消費者金融を掛け持ちしている場合も同様で、総額が限度額を超えた場合は自動でカードローンの審査に落ちるようになっています。

カードローンは「総量規制」という規制の対象になっていることから、上記の内容が該当します。

ただし、マイカーローンや住宅ローンに関しては総量規制に該当しません。頭に入れておきましょう。

信用情報機関の属性調査による要因

審査が甘いカードローンはない?その理由は?

カードローンの申込時、貸金業者は信用情報機関から申込者の「信用情報」を取得し、属性情報との誤りがないかを確認し、審査をします。

 属性情報とは年収・住所といった個人情報が該当します。

属性情報の誤りを確認しながら、年収から判断できる返済能力などをもとに審査されるという仕組みです。

また、この時に過去の金融商品に関する履歴も確認されるため、審査が簡単ではないことがわかりますね。

カードローンの審査に通る確率を上げる方法

カードローンの審査に通る確率を上げる方法

カードローンの審査を通しやすくする方法
  • 利用希望額を低額に設定する
  • 安定・継続した収入を得る
  • 普段から料金の滞納をしない

以下では、それぞれの方法について詳しく解説していきましょう。

利用希望額を低額に設定する

審査の通りやすい・甘いカードローンというものは、現状ではほぼないと言って良いでしょう。

 しかし、年収額よりも低めに利用額を設定することで、審査に通る可能性を向上させることは可能です。

逆を言えば、高い金額を設定してしまうと、その分審査には通りにくくなってしまいます。

まずは審査に通ることを目標にし、利用金額の希望を低めにして申請することをおすすめします。

安定・継続した収入を得る

カードローンの審査に通る確率を上げる方法

利用者が確保している収入は、カードローンだけでなく通常のクレジットカードの審査にも関わってきます。

 収入に関する情報は返済能力を判断するために重要な観点であるため、まずは収入源を確保することから始めましょう。

ここで間違ってはいけないのが、収入の多さよりも、あくまで収入の「安定・継続」が重要だということです。

例えば1年のうちに数回大きな金額を得ているからといって、それが安定して続いていなければ、審査に通りやすくなるとは言えません。

普段から料金の滞納をしない

カードローンの審査に通る確率を上げる方法

カードローンの審査には、過去に利用した金融商品の履歴などが関わってきます。

 過去にカード料金の滞納があったり、現在でもしばしば滞納を繰り返したりしていると、審査に通る確率は急激に下がるでしょう。

滞納は、「返済能力のなさ」や「年収の低さ」といったことを裏付ける証拠にもなってしまいます。

安定した収入がないことの証明にもなってしまうため、滞納はカードローンの審査においては非常に不利な条件であると言えるでしょう。

カードローンの審査基準

カードローンの審査基準は主に、勤務先情報・信用情報・個人情報といった3つの観点が関わってきます。以下では、それぞれについて詳しく解説しましょう。

勤務先情報

カードローンの審査基準

カードローンの審査における勤務先情報は、返済能力を判断するうえで重要な観点です。勤務先情報に関する詳細は以下の通りです。

項目 概要
企業名
  • 企業としての安定性を判断するうえで重要
  • 零細企業の場合審査に通る確率が下がる
社員人数
  • 企業としての規模を判断するうえで重要
  • 収入の安定性を判断する材料にもなる
雇用形態
  • 公務員→正社員→契約社員→派遣社員→パート・アルバイトの順に有利性が変わる
  • 個人事業主は事業内容で判断される
勤務年数
  • 勤務年数が長いほど退職リスクがないと判断される
  • 安定性といった観点で転職が多いと不利になる傾向
年収
  • 返済能力に直結する項目
  • 正直に正確な年収を申告する必要あり

信用情報

カードローンの審査基準

これまでのクレジットカード履歴キャッシングの残債といった、個人の信用を判断できる情報のことを「信用情報」と言います。

信用情報に該当する項目とそれぞれの概要については、以下をご参照ください。

項目 概要
借入金額(他社)
  • 他社と合わせて年収の1/3を超える・超えそうな場合は審査に通りにくい
  • おまとめローンなどの活用で対処
借入件数(他社)
  • 借入件数が多いほど「約定返済額」の規定に引っかかりやすい
  • 借入件数が4件を超えると審査に落ちやすい傾向
延滞・滞納に関する情報
  • 信用問題に関わる重要な観点
  • 延滞・滞納の情報は5〜10年ほど残る
審査履歴
  • 短期間に複数者で審査を行うと「申込ブラック」に該当する
  • 最低でも1ヶ月間隔で審査をする

個人情報

カードローンの審査基準

名称の通り、審査を依頼する本人に関する情報のことを指して個人情報と呼びます。

個人情報に該当する項目と概要について、以下で見ていきましょう。

項目 概要
家族構成
  • 年収に対して家族の人数が多いと返済能力が低いと判断される
住居の種類
  • 賃貸の場合やローン返済中の場合は返済に負担がかかりやすいと判断される
住宅ローンの情報
  • 大きな固定費として非常に重要視される項目
  • 年収よりもローンの負担が大きいと返済能力の判断に影響する
固定電話の有無
  • 契約手続きの関係上、固定電話があることで社会的信用があると判断される
  • 携帯電話のみということも珍しくないため、そこまで大きな影響はない

カードローンの審査に通らない理由5選

カードローンの審査に通らない理由5選

カードローンの審査に通らない5つの理由
  • 延滞・滞納の記録がされている
  • 他社からの借入が多い・総量規制枠を超えている(超えそう)
  • 勤続年数の短さ・収入安定度の不安がある
  • 支出と年収のバランスが悪い
  • 信用情報照会履歴が短期間で多数に及ぶ

以下では、それぞれの理由について詳しく解説します。カードローンが通らなかった経験がある方は、当てはまる項目がないか確認してください。

延滞・滞納の記録がされている

カードローンの審査に通らない理由5選

延滞や滞納をしている履歴が残っていると、信用問題に大きく影響します。

 延滞・滞納の履歴に関しては短くても5年、長ければ10年間は消えません。

反対に、安定したペースで返済さえできていれば、返済能力があると判断されるでしょう。

そもそも延滞や滞納を繰り返すほど不安定な生活であれば、毎月決まった返済が必要なカードローンの利用自体がおすすめできません。

他社からの借入が多い・総量規制枠を超えている(超えそう)

カードローンの審査に通らない理由5選

カードローンの審査基準には、年収の1/3以上の借入が大きなマイナス要因になります。複数社から借入をしてしまうと、あっという間に審査に影響のある借入限度額に達してしまいます。

また、ギリギリまで借入をしていることが生活の困窮さを連想させる場合もあるでしょう。

その場合は、借入金額を最低限のものにすることで、審査に関する不利を多少軽減することが可能です。

勤続年数の短さ・収入安定度の不安がある

勤続年数が短いと、定期的に転職を繰り返すことによる収入や生活の不安定さを連想させます。ひとつの企業に長く勤めておくことで、カード会社は返済能力の高さがあると判断します。

また、長い勤務期間をそのまま企業の安定性として判断する企業もあるでしょう。

仕事に関する環境・情報も、毎月の安定した生活を裏付ける重要な観点になることを覚えておいてください。

支出と年収のバランスが悪い

月収・年収に見合わない支出に関するデータがあると、信用情報の面で不利に働きます。生活の不安定さだけでなく、延滞や滞納の可能性を示唆させる情報として判断されるでしょう。

カードローンを使えば、身の丈以上のことができるような錯覚に陥ってしまいます。身の丈に合ったお金の使い方をしましょう。

あくまでもご自身が返済するものであり、能力に見合わない借入はしない方が自分のためにもなります。

信用情報照会履歴が短期間で多数に及ぶ

カードローンの審査に通らない理由5選

信用情報は、JICC(日本信用情報機構)で開示請求が可能です。ここでの照会履歴が短期間に複数あると、それがそのまま不安定なイメージを与えてしまいかねません。

返済が毎月安定し、かつ複雑かつ高額なものでなければ、何度も照会する必要はないはずです。

何度も信用情報を確認してしまうことが、審査に通りにくくなる要因であることを把握しておいてください。

カードローンを利用するメリットと注意点

メリット 注意点
  • 担保・保証人・入会費・年会費が不要
  • 時間や場所を問わずに借入可能
  • 限度額内であれば何度でも利用可能
  • 返済額を確認する
  • 返済期間を確認する
  • 金利を確認する

以下では、上記で挙げたカードローンの利用に関するメリットについて、詳しく見ていきましょう。

メリット①担保・保証人・入会費・年会費が不要

カードローンを利用するメリットとリスク

銀行での借入時に必要な担保や保証人は、カードローンの場合は保証会社から保証を受けられるため、不要なことが多い傾向にあります。

また、クレジットカードとは異なり審査に時間はかかるものの、契約さえ完了すれば入会費や年会費といった費用は必要ありません。

メリット②時間や場所を問わずに借入可能

カードローンを提供する金融機関のATM以外からも、自由に借入できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

また、コンビニと提携している場合であれば、24時間利用可能です。

メリット③限度額内であれば何度でも利用可能

カードローンを利用するメリットとリスク

一般的なローンは、希望額を一度にまとめて借入をし、毎月決まった時期に返済をしていきます。

一方でカードローンは、契約時に定めた限度額内での借入であれば、何度でも借入と返済を繰り返すことが可能です。

注意点①返済額を確認する

カードローンは一定期間ごとに最低金額以上の返済が必要になるため、毎月の返済額をしっかり確認しておく必要があります。

借入残高によって毎月の約定返済額は変動していくことも、あらかじめ把握しておかなければなりません。

注意点②返済期間を確認する

カードローンを利用するメリットとリスク

約定金額を毎月支払うだけでも問題はありませんが、返済のペースを上げて月に支払う金額を多くすることで、返済期間自体を短く設定できます。

返済期間が短いほど総返済金額は安くなりますが、あくまでも無理のない範囲で期間を設定するようにしましょう。

注意点③金利を確認する

カードローンの金利は借入金額に応じて設定され、借入期間が長ければ長いほど利息も高くなる傾向にあります。

金利はカードローンの審査時に決まることが多く、契約者ごとに金利に違いがあることを覚えておきましょう。

カードローンの審査に関するよくある質問

審査に通りやすいカードローンってあるの?
審査に通りやすい・甘いといった謳い文句を掲載しているカード会社はほとんどなく、実際に審査に通りやすいカードローンはないと言えます。
どうして審査の簡単なカードローンは少ないの?
2006年に改正された貸金業法や、信用情報機関の属性調査といった観点から、審査基準が厳しくなっていることが理由として挙げられるでしょう。
審査が通りやすくなる方法を知りたい!
毎月の返済に影響しないよう、できるだけ低額から利用希望金額を設定しましょう。
また、安定・継続した収入を得ておくことも大切です。
料金の延滞や滞納が過去にないことも重要になるでしょう。
カードローンの審査基準は何がある?
企業名・社員人数・雇用形態・勤続年数・年収などを証明する勤務先情報で判断されます。
ほかにも、借入金額や件数、延滞や審査履歴といった信用情報も審査基準として活用されます。
家族構成や住宅に関する情報、固定電話の有無といった個人情報も関連してくるでしょう。
審査が通らない理由にはどのようなことが挙げられる?
過去に延滞・滞納があったり、他社からの借入が多いことが挙げられます。
また、勤続年数や収入の不安定さ、支出と年収のアンバランスさといったことも理由になるでしょう。
短期間で信用情報を照会していることも、マイナスになります。
もし審査に通らなかったらどうすれば良い?
まずはご自身がなぜ審査に通らないか、という理由を分析し、ひとつずつ解決してから再審査をしましょう。
通らないから別のカード会社!という手段を取っても、根本的な解決にはならないかもしれません。
カードローンの審査の狙い目ってある?
一概にこの時期!ということは言いづらいですが、キャンペーンの時期や閑散期といったタイミングで審査を依頼すれば、多少なりとも審査に通る可能性が変わるかもしれません。

まとめ

今回は、カードローンの審査が通りにくくなる要因や対策、通らない理由について解説しました。

カードローンを利用するメリット・デメリットやおすすめのカードローンについても紹介しています。

審査に通りやすい・甘いカードローンはないものの、今回紹介した観点を押さえておくことで審査に通る可能性が上がります。

カードローンの利用に関して、審査がネックになっているという方は、ぜひ本記事の内容をご参考ください。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
おすすめの記事