
「急な出費でカードローンを利用したいけど審査に通るか不安」「審査に落ちずにカードローンを利用する方法はないの?」と、今すぐお金が必要な人にとってカードローンの審査は大きな不安要素です。
「虚偽の内容を申告すれば審査に通るのでは?」と考える人も多いですが、バレる可能性が高いです。なぜバレるのか、どのような審査基準で融資しているのか、気になる人も多いでしょう。
そこで今回は、カードローンの審査基準や審査に通らない人の共通点、審査通過の4つの対策を解説します。

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Contents
カードローンの審査基準とは?
カードローンの会社は、審査基準を公開していないため、審査基準の詳細は不明です。しかし、年収や在籍情報などによる「返済能力」や、過去の支払いの遅延や延滞を確認する「信用情報」の2つが大きく関わっていると考えられています。
消費者金融、事業者金融、クレジットカード会社など「賃金業者」の貸付には「総量規制」という法規制があり、賃金業者はこの規制を遵守しなければなりません。
銀行のローンやショッピングローンは、賃金業者ではないので総量規制の対象外です。銀行のローンなら、年収の3分の1を超える貸付も法律上は可能ですが、ほとんどの銀行で自主規制をおこなっています。

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カードローン審査に通らない人|考えられる4つの理由
カードローンの審査は公表されていませんが、通らない人には共通点があります。以下4つが審査に通らない理由と考えられます。
- 信用情報に傷がついている
- 複数社に申請して返済能力がないと判断されている
- 虚偽の内容を申告している
- 在籍確認がとれない
1.信用情報に傷がついている
信用情報に傷がついている人は、カードローンの審査に通らない可能性が高いでしょう。信用情報とは「個人の今までのクレジットカード・ローンの取引事実を登録した個人情報」のことです。
過去に債務整理をしていたり、強制解約をしていたりすると傷がついている可能性は高いでしょう。またローンの契約や完済に関する信用情報や、過去の返済の延滞歴なども記載されています。
一度信用情報に傷がつくと、長ければ数年間は「金融事故情報」として記録が残るので、他社での借り入れも難しいでしょう。

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2.複数社に申請して返済能力がないと判断されている
返済能力がないと判断されると、審査に通らない可能性は高いでしょう。返済能力とは「融資をしても問題なく返済ができるかどうか」「安定して返済できるお金を生み出せるか」を指します。
複数社で借り入れがある場合は、借り入れ総額が年収の3分の1に達していると審査に通りません。借り入れ総額が年収の3分の1以下でも、短期間で複数社に同時申し込みをすると、返済能力を疑われる可能性があります。

3.虚偽の内容を申告している
虚偽の内容を申告している場合も、審査に落ちると考えてよいでしょう。正直に書くと審査に通らないと考え、虚偽の内容を書いてしまう人も少なくありません。たとえば以下の情報をごまかそうとしがちです。
- 年収額
- 勤続年数
- 勤務先
- 他社借り入れ額
など
これらの情報は、虚偽内容を申告してもほとんどのケースでバレます。仮に審査時にバレなかったとしても、借り入れ後に発覚する可能性が高いです。

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4.在籍確認がとれない
カードローンの審査では、申込者が申告した会社で「本当に働いているのか」の在籍確認が行われます。在籍確認は電話で行われるのが一般的ですが、社員証・給与明細書・保険証などの書類提出で対応可能な場合もあります。
在籍確認がとれない場合も、審査に落ちる可能性があります。ほとんどのカードローン会社は、在籍確認の電話ではプライバシーに配慮され、カードローン会社名は名乗りません。

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カードローン審査に通るための4つの対策
少しでもカードローン審査に通りやすくするために、以下4つの対策がおすすめです。
- 利用希望額を下げる
- おまとめローンで借り入れを整理
- 短期間に複数の会社に申し込まない
- 申し込みまでの期間を空ける
1.利用希望額を下げる
利用希望額を下げると審査に通りやすくなるでしょう。「返済能力がない」と判断されて審査に落ちる場合、希望額に対して年収が低いと予想できます。
たとえば年収300万円の人が借入希望額を100万円以上にすると、年収の3分の1を超えるので審査落ちする可能性は高いです。また収入が高い場合でも、安定した収入がないと融資ができません。

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2.おまとめローンで借り入れを整理
審査落ちした人で、すでに他社で複数の借り入れを行っている場合には「おまとめローン」で、返済先を1社に絞っておくのがおすすめです。
多くの会社でローンを組んでいると金利負担が重くなりすぎて、返済額がなかなか減らないという問題に陥りやすいです。返済先をひとつにまとめる「おまとめローン」を活用して、借り入れを整理しておくとよいでしょう。

3.短期間に複数の会社に申し込まない
短期間で他社カードローンに複数申し込んでいる人は注意が必要です。複数に同時申し込みした情報は、信用情報に記録されており、照会時に確認が入ります。
ローン会社やクレジットカード会社が照会を行った場合、照会履歴も残ります。複数に同時に申し込んでいることは、審査時にバレると考えてよいでしょう。

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4.申し込みまでの期間を空ける
申し込みまでの期間を空けることも、場合によっては有効です。信用情報についた傷を回復させてから申し込める可能性があります。
ただし回復までには一定期間が必要で、一般的に信用情報の傷は5年程度残るといわれています。また、一度審査落ちしてしまった場合、すぐに再申請しても審査には通らないと考えてよいです。

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カードローンの審査が通らなかった場合の代替案は?
信用問題に傷がついている人や返済能力に問題がある人は、カードローン審査に通らない可能性が高いです。
そのような人でもお金を借りることができるのでしょうか。ここでは、カードローン審査が通らなかった場合の代替案を紹介します。
- クレジットカードのキャッシングを利用する
- 質屋からお金を借りる
- 銀行の預金担保貸付を利用する
- 公的融資を利用する
クレジットカードのキャッシングを利用する
カードローン審査が通らなかった時の代替案として、クレジットカードのキャッシングを利用する方法があります。
しかし、キャッシング枠がない場合やクレジットカードを持ってない場合は、キャシングを受けるための審査が必要になるので、注意しましょう。

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質屋からお金を借りる
質屋を利用してお金を借りる方法もあります。質屋に高価な商品を預けることで、預けた商品の担保に応じた金額を借りる仕組みです。
よって、すぐにでもお金を借りたい人には向いている方法と言えるでしょう。期限までに利息を含めた金額を返済すれば、預けた商品も帰ってきます。
とはいえ、状態の良いブランド品でないと十分な額の借入は難しく、品物によって受け取れる金額に差が出ることには注意してください。

銀行の預金担保貸付を利用する
銀行の預金担保貸付を利用して、お金を借りる方法もあります。預金担保貸付とは、銀行に預けている貯金を担保にお金を借りる方法のことです。
貯金金額の9割程度であれば借入可能です。ゆうちょ銀行では、0.25%~0.5%の金利で融資を受けられるため、カードローンに比べるとかなり安いコストでお金を借りられます。
さらに、「〇〇までに完済しなければいけない」といった返済のルールも設けていないので、自分のペースで返済できるのも魅力の一つでしょう。
ただし、貯金額の9割までしか借入できないので、貯金額が少ない人は借入できる金額も少なくなってしまいます。

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公的融資を利用する
公的機関の融資を受ける方法もあります。公的機関では、利用者の状況にあった融資制度が用意されています。主な制度を下表にまとめます。
制度 | 対象者 | 借入上限金額・金利 |
教育一般貸付(※1) | 高校・大学・専門学校などに通う子どもを持つ世帯 | 子ども一人あたり350万円・固定金利年1.95% |
女性福祉資金(※2) | 都内の市町村に6か月以上居住している配偶者のいない女性 | 上限303万円・利息なし |
中小企業従業員生活資金融資制度(※3) | 都内に在勤又は在住の中小企業従業員 |
上限130万円・金利1.3%~1.8% |
上記の対象者に該当する人は、利用を検討するとよいでしょう。
(※1)教育一般貸付
(※2)女性福祉資金
(※3)中小企業従業員生活資金融資制度

おすすめカードローン5選
プロミス
- 「おまとめローン」「自営者カードローン」「目的ローン」などローン商品が豊富
- 申込み〜借入までスマホの『アプリローン』で完結
- はじめての利用なら30日間利息0円
プロミスは、年率4.5%〜17.8%※で利用できるカードローンサービス。プロミスをはじめて利用するなら、30日間利息0円で借入ができるサービスを提供しています。
ローン商品が豊富なことも魅力のひとつ。限度額最大500万円の『フリーキャッシング』、他社の借り入れを一つにまとめられる『おまとめローン』、事業資金として利用できる『自営者カードローン』などが選択可能です。
プロミスが提供しているアプリ『アプリローン』なら、お手持ちのスマホで申込み〜借入まで完結させることが可能。カードレスなので、24時間いつでもどこでも利用可能です。

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プロミスの基本情報
実質金利 | 4.5%~17.8%※1 |
---|---|
無金利期間 | 初めての利用なら最大30日間 |
融資スピード | 最短25分 |
借入限度額 | 最大500万円 |
WEB完結 | ◯ |
利用条件 | 18歳以上74歳以下※2のご本人に安定した収入のある方 会社の基準を満たす方 |
出典:プロミス
※1フリーキャッシング
※2お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※2高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
※2収入が年金のみの方はお申込いただけません。
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三井住友カード カードローン
- 金利が年率1.5%〜15.0%
- 適用利率引き下げサービスが利用できる
- アプリで明細情報や次回返済金額の確認ができる
三井住友カード カードローンは、1.5%〜15.0%と低金利が強みのカードローンサービス。毎月返済日にしっかり返済しているなら、2年目以降の金利が引き下げられるのが特徴です。
借入希望額が50万円以下で即時融資に申し込めば、最短5分で審査が終わります※1.2。審査に通過できれば、WEBからすぐに借り入れができるので、急いでいる人にもおすすめです。

三井住友カード カードローンの基本情報
実質金利 | 1.5%〜15.0%(振込専用なら1.5%~14.4%) |
---|---|
融資スピード | 最短5分※1,2 |
借入限度額 | 900万円 |
WEB完結 | ◯ |
利用条件 |
満20歳以上~69歳以下で安定収入のある方(学生は除く) ※すでに「三井住友カード カードローン(振込専用)」をお持ちの方は、申し込み不可。 |
出典:三井住友カード カードローン ※1:最短5分の会員番号発行は、新規契約時点でのご利用枠は50万円でのお申込みとなります。 ※2:最短5分の会員番号発行 受付時間:9:00~19:30
アコム
- 自分に合ったローンが選べる
- アプリ『myac』で利用状況がひと目で分かる
- 返済日と3日前にプッシュ通知で知らせてくれる
アコムは、年率3.0%〜18.0%※で利用できるカードローンサービス。通常のカードローンなら限度額最大800万円までの融資に対応しています。
賃金業者債務の借換えに利用できる『借換え専用ローン』、個人事業主が利用できる『ビジネスサポートカードローン』なども利用可能です。
アプリでは利用可能額や返済日などがひと目で確認でき、返済日を忘れないように「返済期日3日前と当日」にプッシュ通知を受け取れる設定も可能です。

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アコムの基本情報
実質金利 | 3.0%〜18.0%※ |
---|---|
無金利期間 | 初めての利用なら最大30日間 |
融資スピード | 最短30分 |
借入限度額 | 800万円 |
WEB完結 | ◯ |
利用条件 | 18歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方 アムコの基準を満たす方 |
出典:アコム
※通常カードローン
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バンクイック
- 年率1.8%〜14.6%と低金利
- 三菱UFJ銀行の普通預金口座持ちなら振込融資が可能
- スマホアプリ『バンクイック』で利用状況が簡単確認
バンクイックは、三菱UFJ銀行が提供しているカードローンサービス。年率が1.8%〜14.6%と低金利なのが特徴で、三菱UFJ銀行のATMや提携コンビニATMで手数料無料で借り入れ・返済が可能です。
スマホアプリ『バンクイック』を提供しており、アプリで簡単に利用状況の確認が可能です。残高や利用可能額、次の返済日の確認などはもちろん、近くのATM検索や書類提出もアプリからできます。

バンクイックの基本情報
実質金利 | 1.8%〜14.6% |
---|---|
無金利期間 | なし |
融資スピード | 最短翌営業日 |
借入限度額 | 500万円 |
WEB完結 | ◯ |
利用条件 | 20歳以上65歳未満の安定した収入のある方 保証会社アムコの保証を受けられる方 |
出典:バンクイック
SMBCモビット
- 返済のたびにTポイントが貯まる
- スマホアプリ『SMBCモビット公式スマホアプリ』で履歴照会や増額審査申込が可能
- 審査最短30分※、振込キャッシングによる借入最短3分※
SMBCモビットは、SMBCグループの会社が提供しているカードローンサービス。Tポイントサービスの利用が可能で、返済額の利息分200円につき1ポイントが貯められます。
『SMBCモビット公式スマホアプリ』があれば、カード不要で全国の提携ATMで入金出金が可能。増額審査申込みや利用状況照会なども利用できます。
ネットから申込み〜融資まですべて完結でき、本審査の結果が出るまで最短30分※とスピーディな点も魅力です。

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SMBCモビットの基本情報
実質金利 | 3.0%〜18.0% |
---|---|
無金利期間 | なし |
融資スピード | 最短即日 ※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。 |
借入限度額 | 800万円 |
WEB完結 | ◯ |
利用条件 | 20歳以上74歳以下の安定した収入と返済能力を有する方 SMBCモビットの基準を満たす方 ※収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
出典:SMBCモビット
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よくある質問
まとめ
今回は、カードローンの審査基準や審査に通らない人の共通点、カードローン審査に通るための対策について解説しました。審査基準は非公開情報ですが「返済能力」「信用情報」「総量規制」が深く関係していると考えられています。
審査に通りやすくするには「利用希望額を下げる」「短期間に複数の会社に申し込まない」「申し込みまでの期間を空ける」のがコツです。必ず審査に通るとはいえませんが、可能性は高まるでしょう。
