
「屋根リフォームの費用相場ってどれくらい?」「使える補助金・助成金が知りたい」このような悩みを持つ方もいるでしょう。
ひとくちに屋根リフォームと言ってもさまざまな工法があり、目的に応じて適切なものを選ぶことが大切です。屋根リフォーム業者を選ぶ際のポイントを知っておけば、満足できるリフォームを実現できるでしょう。
そこで今回は、屋根リフォームの費用相場や使える補助金、業者の選び方などを詳しく解説します。

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Contents
【工法別】屋根・瓦リフォームの費用相場は?
塗装(塗り替え)
屋根塗装とは、読んで字のごとく屋根の上から塗料を塗り直す工法です。
- スレート
- ガルバリウム鋼板
- トタン
- セメント瓦 等
塗料にはいくつかのグレードがあり、遮熱性が高いものや雨水のクリーニング機能が搭載されているものもあります。

メリット
外観の美しさを維持するだけではなく、屋根の寿命を伸ばし、雨漏りを未然に防いでくれる点がメリットです。
その他、屋根塗装をすることによって、サビ発生の抑制や雨漏りのリスクを抑えることにもつながります。
デメリット
塗料の種類にもよりますが、耐用年数や劣化状況などに応じて7年から15年程度で塗料の塗り替えが必要な点がデメリットです。
その他、塗装リフォームに慣れていない業者に依頼すると、塗りムラや塗り過ぎなど、予期せぬトラブルに繋がる可能性があります。
費用
一般的な2階建て住宅の場合、塗装(塗り替え)の費用相場の目安は15〜80万円程度です。
屋根の劣化状況によっても費用は異なるので、正確な費用は業者に見積もりを依頼しましょう。
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カバー工法(重ね葺き)
カバー工法(重ね葺き)とは、屋根を撤去せず、その上に屋根材をかぶせる方法です。下地に痛みがない場合に適しています。
- スレート
- ガルバリウム鋼板 等
瓦屋根をリフォームする場合には不向きなので、他の工法を検討しましょう。
メリット
解体作業を必要としないため屋根を解体しないので廃材が出ず、短期間に低コストでリフォームできる点が大きなメリットです。

デメリット
屋根が二重になるので、現状より屋根が重くなる点がデメリットです。耐震性に悪影響が出る可能性があります。
リフォーム前には建物の強度や耐震性を確認して、できるだけ軽い屋根材を選ぶと良いでしょう。
費用
一般的な2階建て住宅の場合、カバー工法(重ね葺き)の費用相場の目安は60〜250万円程度です。
一方、屋根の面が多い「寄棟(よせむね)屋根」や複雑な形状の屋根は、比較的高額になってしまうでしょう。
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葺き替え
葺き替えとは今ある屋根材を撤去して、屋根の下に敷かれている「ルーフィング(防水シート)」も一緒に交換する工事です。
- 瓦
- コロニアル
- トタン屋根 等
同じ種類の屋根材を新しく手配して葺くこともありますが、まったく違う屋根材を葺くこともあります。
メリット
屋根全体を一新できるため見た目が良くなるだけではなく、軽量の屋根材を選択して耐震性能を上げることもできる点がメリットです。
今ある屋根材と防水シートを全て取り除いて下地までしっかりと補修を行うので、雨漏りを改善することができます。
デメリット
屋根の解体・処分が必要なため、工期が長く施工費用が高額になってしまう点がデメリットです。

費用
一般的な2階建て住宅の場合、葺き替えの費用相場の目安は70〜260万円程度で、費用や工期は屋根工事の中では比較的長めです。
屋根の仕上げ部分だけを交換する工事か、野地板まで交換する工事かによっても費用は大きく変わります。
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築20年以上の場合のおすすめの工法
築20年以上経過している場合には、下地に使用されている「ルーフィング(防水シート)」や「野地板」などが劣化している可能性があります。
スレートやガルバリウムなど、どの屋根材が使用されているかによっても耐久性は異なりますが、葺き替え工法を検討する方が良いでしょう。
予算を立てて、屋根の劣化状態に合った最適なリフォームプランを提案してもらいましょう。
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屋根リフォームで使える補助金・助成金
屋根リフォームで利用できる補助金・助成金の種類
一般住宅のリフォーム工事に採用できる補助金・助成金の中には、以下のように屋根のリフォームにも採用できるものがあります。
省エネリフォーム | 太陽光パネルを設置する工事や、建物の断熱性能を向上させる工事が当てはまる |
---|---|
耐震リフォーム | 屋根を軽量化して、建物全体の耐震性能向上を目指すような工事が当てはまる |
上記以外にも、各自治体で独自の補助金や助成金を用意している場合があるので、確認しておくと良いでしょう。
屋根リフォームで補助金・助成金を使うための条件
国や自治体の補助金・助成金を利用するためには、条件を満たす必要があります。以下のような条件に関しては、基本的にどの自治体でも当てはまるものなので覚えておきましょう。
- 税金を滞納していないこと
- 暴力団との関わりがないこと
- 住むことが目的である
補助金や助成金は税金が原資であるため、国や自治体に背くような行動をしている場合には利用できません。
補助金・助成金は毎年予算などが変わり、その都度名称や内容が変わることも珍しくありません。

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補助金・助成金を受けるときの注意点
屋根工事やリフォームで補助金・助成金を受け取るためには、以下の注意点を把握しておくことが大切です。
- 事前の申請が必要
- 同一の業者で施工した費用のみが対象
- 事前に必要書類の準備をする
- 施工業者の本社の場所
- 申請はできるだけ早めにする
補助金や助成金によっては希望者が殺到し、抽選になってしまうこともあります。
屋根工事を複数の業者に依頼すると、全ての費用が補助金・助成金の対象にならないことがあるので注意が必要です。工事は全て同一の業者に依頼するようにしましょう。
屋根リフォーム業者を選ぶ際のポイント
施工実績がある
実際にこれまでの施工例を見せてもらうことで、リフォームを依頼しようとしている会社が信頼できるかの判断材料になります。
最近では、見積もり比較サイトで実際に利用した方の口コミ・評判が掲載されていることも多いです。イメージに近い施工が得意な業者なら、依頼するときもスムーズになるでしょう。
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見積書が具体的な業者を選ぶ
見積書の内容は、具体的な業者ほど信頼できると言えます。工事後のトラブルを防ぐことができるでしょう。例えば下塗り、中塗り・上塗りなど、工程ごとに内訳が細かく記載されているかなどをチェックします。
- 工事の詳細がきちんと記載されているのか
- よく分からない費用が重複していないか
- 使用する建材の名称、型番などが確りと記載されているか
- 数量や面積が間違っていないか
- 意味不明なキャンペーン等で割安感を出していないか
抽象的な見積の場合、どの工事にいくらかかっているのか、正確な金額なのかなどを把握することができません。

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状態に適した最適なリフォームを提案してくれる
初めてリフォームする方は、満足できるリフォームができるか、トラブル発生時にしっかりと対応してくれるか不安に感じているかもしれません。
普段の対応がスピーディーで丁寧なら、何かトラブルが起きた時にも迅速に解決してくれるでしょう。

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屋根リフォームをする際の注意点
屋根のリフォームは、どのような工事を行うのか分からないため、不安に感じる方も多いと思います。
そのため、屋根のリフォームに関する注意点を事前に把握しておくことが大切です。ここでは、屋根のリフォームを検討する際に気をつけたいポイントをご紹介します。
- 複数社に見積もりを依頼する
- リフォーム時期を考える
- 色選びは慎重に行う
それぞれ具体的に解説するので、これから屋根リフォームを検討している方はぜひ参考にしてください。
複数社に見積もりを依頼する
屋根のリフォームを検討する際には、複数の会社から見積もりを取ることが大切です。そうすることで、価格や素材、サービスなどを比較することができます。
また、屋根リフォームは業者ごとで数十万の違いになることも珍しくありません。
一社だけに見積もりをして契約を結んでしまうと損をする可能性が高いので、必ず複数社に見積もり依頼をしましょう。

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リフォーム時期を考える
屋根のリフォームをする時期も重要なポイントになります。屋根リフォームに向かない時期は以下の通りです。
- 梅雨
- 台風が多い時期
- 冬
梅雨や台風など雨が多くなる時期のリフォームはおすすめしません。作業が進まないことはもちろんのこと建物自体にも悪影響です。
新しい屋根のメリットを早く享受し始めることができるように、最適な時期にリフォームを依頼するようにしましょう。

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色選びは慎重に行う
屋根をリフォームする際には、屋根を目立たせて家の魅力をアップさせたり、近隣の建物の色に合わせたりしたいものです。そのため、屋根の色を慎重に検討する必要があります。
色を選ぶ際の注意点は以下のとおりです。
- 太陽の下で色を確認する
- A4サイズ以上の色見本で色を確認する
- カラーシミュレーションを利用する
屋根の色は屋外で確認することをおすすめします。なぜなら、部屋の光と太陽の光とでは、色の見え方が異なるからです。
建物全体の印象を確認したい場合はカラーシミュレーションを利用するとよいです。建物の色調バランスをチェックできるので、イメージしやすくなります。

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屋根のリフォームの費用を安くする方法
リフォームの一括査定をする
リフォーム費用の一括査定することで、見積もりを複数社で比較することができます。
屋根のリフォーム査定なら、「リクナビショップ」がおすすめです。リショップナビは、厳選した全国1,400社の中から、専門スタッフが厳選して最大5社まで紹介してくれる点が特徴の査定サイトです。

利用料金も無料なため、一度査定をしてからリフォーム会社を選びましょう。
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補助金・助成金を利用する
一般住宅のリフォーム工事に採用できる補助金・助成金の中には、以下のように屋根のリフォームにも採用できるものがあります。
- 省エネリフォーム
- 耐震リフォーム
ただし、国や自治体の補助金・助成金を利用するためには、条件を満たす必要があります。

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【屋根リフォーム会社が探せる】見積もり比較サイトおすすめ5選
リショップナビ
- 専門スタッフが厳選して最大5社まで紹介してくれる
- 具体的なリフォーム費用相場が公開されている
- 厳選した全国1,400社から最適な会社が見つけられる
- リショップナビ経由のリフォームで最大30,000円分のギフト券プレゼント(終了時期は未定)
- 利用者の口コミ・評判で比較できる
リショップナビは、厳選した全国1,400社の中から、専門スタッフが厳選して最大5社まで紹介してくれる点が魅力です。
利用者が実際にかかった費用や口コミ・評判で比較できるので、リフォームが初めての方も最適な1社を見つけることができます。
具体的なリフォーム費用相場や成功のノウハウが公開されているので、情報収集にも役立てられるでしょう。

運営会社 | 株式会社じげん |
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利用料金 | 無料 |
最大一括査定業者数 | 5社 |
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出典:リショップナビ公式サイト
ホームプロ
- 実際に利用した方の実例が細かく掲載されている
- 申し込みでリフォーム会社選びの成功ノウハウ集を限定公開(終了時期は未定)
- 厳しい加盟審査をクリアした地元の優良リフォーム会社を中立の立場で紹介
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ホームプロは利用者数が90万人突破し、10年連続で利用者数No.1と高い実績を誇っている点が魅力です。
住所や氏名、電話番号などの個人情報の登録は不要で、気に入らない会社へはボタン1つで気兼ねなくお断り可能です。
厳しい加盟審査をクリアした地元の優良リフォーム会社を中立の立場で紹介してくれるので、良い業者に出会えます。
実際に利用した方の実例が細かく掲載されているので、イメージに近い実例があるか探してみると良いでしょう。

運営会社 | 株式会社ホームプロ |
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利用料金 | 無料 |
最大一括査定業者数 | 8社 |
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出典:ホームプロ公式サイト
※公式サイトの文言による
ハピすむ
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- 厳しい加盟審査を通過した全国1,000社以上の優良なリフォーム会社が加盟
- しつこい訪問営業や電話営業をされる心配がない
- リフォームにまつわる資格保持者が多数在籍している
- 「無料お見積りフォーム」の入力時間はたった1分
ハピすむは、厳しい加盟審査を通過した全国1,000社以上の優良なリフォーム会社が加盟している点が魅力です。
リフォームコンシェルジュが要望をヒアリングして、希望に沿ったリフォーム会社を選定してくれます。
リフォームスタイリストや福祉住環境コーディネーターなど、リフォームにまつわる資格保持者が多数在籍しているので相談しやすいです。
リフォームをはじめとした住まいに関するコンテンツが豊富なので、参考になるでしょう。

運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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利用料金 | 無料 |
最大一括査定業者数 | 3社 |
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出典:ハピすむ公式サイト
タウンライフリフォーム
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- 申し込み者全員に成功するリフォーム「7つの法則」をプレゼント(終了時期は未定)
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タウンライフリフォームは全国490社以上のリフォーム会社から、最適なリフォームプラン・見積を無料で受け取ることができます。
地域の有料リフォーム会社から3つの提案が届くので、比較して最適な業者を見つけやすいでしょう。
全国のリフォームに対応しているので、地方にお住いの方も地域に密着した良い業者を見つけられるでしょう。リフォーム計画書の依頼は3分で登録できるので、スキマ時間に気軽に利用できます。

運営会社 | タウンライフ株式会社 |
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利用料金 | 無料 |
最大一括査定業者数 | ー |
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出典:タウンライフリフォーム公式サイト
※公式サイトより
リノコ
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運営会社 | セカイエ株式会社 |
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利用料金 | 無料 |
最大一括査定業者数 | ー |
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出典:リノコ公式サイト
よくある質問
まとめ
今回は、屋根リフォームの費用相場や使える補助金、業者の選び方などを詳しく解説しました。
ひとくちに屋根リフォームと言っても、塗装(塗り替え)やカバー工法(重ね葺き)、葺き替えなどさまざまな種類があります。
不安な点がある場合には、リフォーム会社に直接現地調査してもらった上で質問してみることがおすすめです。
実際に屋根工事を進める際には、使える補助金があるか工事前にしっかりと問い合わせて確認しておくことが大切です。

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