つみたてNISAの始め方・やり方を詳しく解説!口座開設の手順も紹介

「つみたてNISAの始め方ややり方が知りたい」「つみたてNISAと一般NISAの違いは?」このような悩みを持つ方もいるでしょう。

つみたてNISAは投資の基本とされる「長期投資」「積立投資」「分散投資」の3つがおさえられた商品なので、資産形成のひとつとして初心者でも始めやすいです。

しかし、つみたてNISAを始めるためには、証券口座や専用の積立NISA口座の開設の手続きが必要です。

そこで今回は、つみたてNISAの始め方を3つのケースに分けて詳しく解説し、金融機関の選び方や注意点も解説します。

つみたてNISAと一般NISAの違いも解説するので、これからつみたてNISAを始めるという方はぜひ参考にしてくださいね。

つみたてNISAを始める前に知っておきたい3つの特徴

投資で得た利益が20年間非課税になる

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通常、投資信託や株を運用する場合には、所得税・復興特別所得税・住民税がかかります

税率は利益や配当に対して20.315%であり、決して少ない金額ではありません。

 その点つみたてNISAなら少額投資非課税制度であるため、対象金融商品の運用で利益が出ても税金がかかりません。

年間40万円まで、最大20年間非課税が適用されるので、初めて投資を始める方も節税しながらお得に運用できるでしょう。

長期・分散・積立投資が基本

投資が難しいと言われている理由のひとつに、買い時・売り時が分からないという点が挙げられます。

その点、つみたてNISAは定期的に少しずつ積み立てる仕組みであるため、購入時期を分散させてリスクを軽減できます。

特徴 メリット
長期投資 10年以上の長期間投資を続ける 投資期間が長ければ長いほど複利の恩恵を受けることができる
積立投資 毎月コツコツと積み立てを続ける
  • 少額からでも投資ができる
  • 買うタイミングの分散ができる
  • 自動的に投資を続けられる
分散投資 ひとつの資産だけでなく、さまざまな国や資産に投資する 価格変動のリスクを抑えることができる

株価は政治や経済状況、企業の業績などに大きな影響を受けるため、投資の経験が浅い方がタイミングを見極めることは難しいです。

その点つみたてNISAは上記3つの投資の基本がおさえられた商品なので、資産形成のひとつとして始めやすいのです。

投資初心者や、将来に向けてコツコツ投資を行いたい方にぴったりでしょう。

つみたてNISAと一般NISAの違い

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つみたてNISAと同じ非課税制度として一般NISAがありますが、どのような違いがあるか分からない方も多いでしょう。

2つは併用することができないため、それぞれの特徴を理解した上で自分に合う制度を選ぶことが大切です。

つみたてNISA 一般NISA
※2024年から新しいNISA
対象者 日本国内に住んでいる成年に達した方
運用方法 積立投資 積立投資もしくは一括投資
年間の非課税枠 40万円 120万円
※2024年1月からは122万円
非課税保有期間 20年 5年
購入できる金融商品 長期・積立・分散投資に適していると金融庁に認められた投資信託 上場株式、投資信託、REITなど
解約・引き出し いつでも引き出しや解約が可能

※2022年5月時点

個別株やREITなど、幅広い商品の中から選べる一般NISAに比べて、つみたてNISAは金融庁が認めた商品に限られています。

しかし、一般NISAは非課税保有期間が5年である一方、つみたてNISAは20年間と長期間なのでコツコツと利益を狙いやすいです。

積立方式の投資で投資金額が年間40万円以内である場合には、非課税期間が長く有利な条件であるつみたてNISAを選択すべきでしょう。

【ケース別】つみたてNISAの始め方

1.証券口座とNISA口座を開設するケース

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証券口座とNISA口座を両方開設したい場合には、まずは証券会社のWebサイトから口座開設を申し込みます

証券口座とNISA口座を開設する手順
  1. 証券口座開設に必要なもの・書類を準備する
  2. 証券総合口座の申し込みをする
  3. つみたてNISA口座の申し込みをする
  4. 審査を受けて通過したら口座開設完了
  5. つみたてNISAの商品を選んで 積立設定をする

一般的に申込みはオンライン上で完結し、必要書類の提出もパソコンやスマホでアップロードして提出が可能です。

口座開設に必要なもの
  • 振込先金融機関口座
  • 本人確認書類
  • 個人番号記載書類

 

郵送で申し込む場合とオンラインでは必要な書類が異なることがあるので、不備のないように確認しておくと安心です。

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2.証券口座は持っていて、新しくつみたてNISA口座を開設するケース

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すでに証券会社に口座を持っており、新しくつみたてNISA口座を開設したい場合には、証券会社のWebサイトで手続きを行いましょう。

証券口座は持っていて、新しくつみたてNISA口座を開設する手順
  1. つみたてNISA口座の申し込みをする
  2. 税務署の審査を受ける
  3. つみたてNISAの商品を選んで 積立設定をする

税務署が行うつみたてNISA口座の審査は通常2〜3週間程度かかるので、できるだけ早めに申し込むことがおすすめです。

 税務署が行うNISA口座の審査では、すでに他金融機関でNISA口座を開設していないかなどが慎重にチェックされます。

すでに他社の証券会社でNISA口座で取引をしたことがあると、税務署審査に通過できず、それまでの取引は全て一般口座へ自動的に変更されます。

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3.一般NISAからつみたてNISAに変更するケース

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すでに証券口座もNISA口座も持っているという方は、証券会社のWebサイトで変更の手続きを行いましょう。

一般NISAからつみたてNISAに変更する手順
  1. 証券会社のWebサイトにログインし、「NISA・つみたてNISA」を選択
  2. 「口座開設・区分変更」を選択し、「区分変更」の申込書類を請求する
  3. 申込書類に必要事項を記入し、返送する
  4. 証券会社での手続き完了後、通知があるので確認する

同じ金融機関内で一般NISAからつみたてNISAに切り替える手続きは、変更届を出すだけで完了する簡単なものです。

一般NISAとつみたてNISAは年に一度どちらかに切り替えることができますが、切り替えると翌年まで変更できないので注意してください。

忙しい方でもすきま時間でスムーズに手続きが進められるでしょう。
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【初心者向け】つみたてNISAのやり方の手順

①NISA口座を開設する証券会社を決める

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つみたてNISAを始めるためには、証券口座や専用の積立NISA口座の開設の手続きが必要です。

まずは、どこの証券会社でNISA口座を開設するかを決めましょう。

証券会社によって取り扱い銘柄や積立のルールなどが異なるので、それぞれの特徴を比較して選ぶことが大切です。
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②口座開設の申し込み

証券会社が決まったら、公式サイトから口座開設の申し込みを行いましょう。

Web申し込みなら書類の提出もオンラインでアップロードするだけで完了するので、郵送や窓口へ出向く手間を省けます。

 つみたてNISA口座だけを開設することはできないので、証券口座を持っていない方は証券口座とつみたてNISA口座の両方の開設手続きを行います。

証券口座には一般口座と特定口座があり、どちらの口座で開設するか申し込み時に選択する必要があります。

一般口座は損益や税金を自分で計算する必要があり、特定口座は損益や税金を証券会社が計算してくれる仕組みです。

源泉徴収あり
  • 証券会社等が損益・税金の計算を行い、さらに税金を売却代金から差し引いてくれる
  • 原則として確定申告が不要
源泉徴収なし
  • 証券会社等が損益の計算はしてくれるが、税金の計算や売却代金からの差し引きは行わない
  • 年間で利益が出た場合には原則として確定申告が必要

特定口座を選んだ場合、源泉徴収の有無を選択します。確定申告などの一連の手続きが面倒で税金の処理を証券会社に任せたいなら、源泉徴収ありの特定口座が向いています。

③証券会社へ入金

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証券会社から口座開設が完了の通知が届いたら、投資に必要な資金を入金します。

証券口座への入金方法
  • 即時入金サービス
  • リアルタイム入金
  • 銀行振り込み
  • 振替入金
  • ATMカード入金

入金方法は各証券会社ごとに定められており、手続きの方法や利用可能時間、振込手数料、反映されるタイミングが異なります。

即時入金サービスを利用するためには、インターネットバンキングサービスの契約を済ませておく必要があります。

自宅にいながら好きなタイミングで入金できる便利なサービスなので、ぜひ活用してくださいね。
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④投資商品の決定

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つみたてNISAで投資を行う金融商品を選択します。投資信託を投資対象で分けると、以下の通りです。

国内 海外
株式 国内株式型 海外株式型
債券 国内債券型 海外債券型
REIT
(不動産投資信託)
国内REIT型 海外REIT型
その他資産 金や原油などに投資するファンド
複合資産(バランス型) 複数の資産に分散投資するファンド

上記の中でも、低リスクでじっくり長期間かかけて資産を増やしたい方には、複合資産型がおすすめです。証券会社の公式サイトでは、信託報酬順や人気順の商品表示や、投資先などの条件で絞り込みができます。

⑤積立金額の決定

PCを操作する人の画像

投資する商品が決まったら、証券会社で定められている上限額を超えないように、毎月の積立金額を設定しましょう。

 一般的に証券会社では、毎月の上限額は3万3,333円に設定されていることが多いです。

投資には元本の保証がないので、無理なく捻出できる範囲で行うことが大切です。積み立て額は後から増減することもできます。

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⑥目論見書と設定内容を確認

積立金額の設定が完了したら、目論見書と設定内容の確認を行います。

目論見書とは

購入しようとしている投資信託について、投資判断に必要な重要事項を説明した書類のこと

購入しようとしている投資信託商品の投資目的や運用方針、リスク、コストなどが書かれているので、必ず目を通しておきましょう。

内容が確認できたら積立投資の申し込みを確定させて設定は完了です。

毎月の積立日になると、自動的に設定金額分の買い付けが行われます。

つみたてNISAのメリット・デメリット

てこの原理

つみたてNISAを利用したいと考えるならば、メリット・デメリットを把握しておきましょう。

つみたてNISAのメリット

つみたてNISAのメリットから紹介します。

20年間は運用益が非課税となる

つみたてNISAは通常の投資よりも利益が大きくなる可能性があります。なぜなら、20年間は投資で得られた運用益が非課税になるからです。

通常の投資の場合は、運用益や分配金に対して20.315%の税金がかかります。

 しかし、つみたてNISAでは、20年間は運用益に対して税金を取られることはありません。

そのため、つみたてNISAでは本来差し引かれる税金を運用や貯金に回せます。

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少額から始められる

毎月の積立額を少額から始められることもつみたてNISAのメリットと言えます。

金融機関で異なりますが、毎月1,000円や1万円からでも積立額を設定できるケースが多いです。

生活に負担をかけない金額で手軽に始められます。

初心者でも低コストかつ長期的に運用できる

つみたてNISAでは低コストかつ長期的に運用できるので初心者でも始めやすいのがメリットと言えるでしょう。

 つみたてNISAで購入できる商品は金融庁が「積立・分散・長期」の投資に適している商品を厳選しています。

価格変動のリスクはありますが、金融庁お墨付きの商品から選択可能で、20年間非課税で運用できることは投資初心者でも手を付けやすいと言えるでしょう。

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つみたてNISAのデメリット

次につみたてNISAのデメリットを紹介します。

選べる金融商品が限られている

つみたてNISAでは金融庁お墨付きの金融商品しか購入できません

 そのため、通常の投資よりも購入できる金融商品の数が限られているのがデメリットと言えます。

非課税枠の中でもREIT(不動産投資信託)や国内外の個別株への投資を検討している方はつみたてNISAよりも一般のNISAを選択したほうが良いかもしれません。

積立投資でないと利用できない

つみたてNISAでは名前の通りで、積立投資しか利用できないです。

そのため、底値で買いたいと思っても、大量の金額を投入することが不可能です。

また年間の投資額が40万円までと決まっているので、資金に余裕のある人は物足りなく感じるかもしれません。

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損失が出た場合は税金上の恩恵を受けられない

つみたてNISAでは損失が出た際に、税金上の恩恵が受けられないので注意しましょう。

 通常の投資であれば、損益通算や繰越控除が利用できます。

損益通算とは投資で得た利益と損失を計算することで、支払う税金を減らせる仕組みです。

一方、繰越控除は損失がある場合において、翌年以後3年間に渡りその損失を利益から差し引くことができる仕組みを言います。

どちらも税金を減らすために役に立つ仕組みですが、つみたてNISAでは利用できないので注意しましょう。
損益通算と繰越控除は一般NISAでも利用できません。
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つみたてNISAの金融機関の選び方

つみたてNISAの金融機関を選ぶ際には、以下の点をチェックすることが大切です。

投資信託の取扱い本数

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ひとくちにつみたてNISAと言っても、金融機関によって投資信託の取扱い本数は異なりますつみたてNISAの対象商品は、2022年9月21日現在で合計185本あります。

 取り扱い本数が多い証券会社で口座開設をした方が、幅広い選択肢から資産運用を始めることが可能です。

取扱い本数が少ない金融機関で口座開設すると、選択した投資信託の運用成績が悪くても他の投資信託に変更しづらくなってしまいます。

一般的に、銀行や信用金庫よりも、ネット証券の方が投資信託を多く取り扱っている傾向があるのでおすすめです。

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※出典:つみたてNISA対象商品届出一覧(対象資産別)

積立の頻度

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積立と聞くと、月に1回コツコツ積み立てるイメージをもつ方も多いかもしれませんが、金融機関によっては積立のタイミングも選べます

一般的に、銀行よりもネット証券の方が積立頻度の選択肢が広い傾向があります。

ネット証券なら毎月だけでなく毎日など短いスパンで積立頻度を設定できるので、より時間のリスク分散効果があるでしょう。

積立金額

つみたてNISAの非課税枠は年間で最大40万円と決められています。1ヶ月に換算すると、約33,333円まで投資が可能です。

毎月のつみたて金額は金融機関が指定する購入金額・単位の範囲内で決めるため、必ずしも33,333円で設定されるわけではありません。

 最低積立金額や何円単位で設定できるかなど、申し込み前に確認しておくと安心でしょう。

一般的に銀行や信用金庫では、1,000円以上1,000円単位で設定できることが多いです。

一方、証券会社は100円以上1円単位から設定できる場合もあるので、投資金額の自由度で選ぶなら証券会社が良いでしょう。

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特典の有無

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少しでもお得につみたてNISAを利用したい人は、特典やキャンペーンが用意されている金融機関を選ぶことがおすすめです。

つみたてNISA開設で利用できる特典やキャンペーンの例
  • クレジット決済で最大1%ポイントバック
  • キャッシュバックプレゼント
  • コンビニATMの利用手数料が〇回無料

キャンペーンは不定期に開催されていることも多いので、お得なタイミングを逃さないようにしましょう。例えばコンビニATMの利用手数料無料キャンペーンを活用すれば、無駄な費用を抑えてお得に投資ができます。

つみたてNISAを始める際の注意点

一般NISAとの併用はできない

つみたてNISAは一般NISAと併用することはできず、どちらかを選択する必要があります

それぞれの非課税枠や非課税期間、取扱商品などを確認し、自身の投資スタイルや目的に合わせて適切な方を活用しましょう。

つみたてNISAがおすすめのケース
  •  毎月少しずつ投資したい
  • 長期的にコツコツ運用したい
  • 買うタイミングが難しい

つみたてNISAの年間の非課税枠は一般NISAと比べて少ないですが、その分非課税期間が長い点がメリットです。

投資初心者の方でも投資を始めやすいように、長期・積立・分散投資に適した投資信託に限定されているのでおすすめです。
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複数の金融機関に口座開設できない

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つみたてNISA口座は一人一口座までと決められており、複数の金融機関に開設することはできません

NISA口座を複数申込むと、最初に税務署に「非課税適用確認書」が届いた口座でNISA口座が開かれることになります。

 一度NISA口座を開設すると1年間は変更できないので、利便性の悪い会社を選ぶと投資期間を1年間無駄にしてしまうリスクがあります。

つみたてNISAを利用する目的をはっきりさせて、それに合ういずれか一方のみを利用する方が良いでしょう。

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投資枠は復活しない

つみたてNISA利用後に積み立てた投資信託の全部や一部を解約したとしても、使った非課税枠が回復することはありません

例えば年間40万円で3年間積み立てた投資信託を解約した場合、合計で120万円分の非課税枠を解約することになります。

その後新たにつみたてNISAを利用しても、非課税枠は800万円から120万円を差し引いた680万円までなので注意が必要です。

つみたてNISAを始めたい方におすすめのネット証券2選

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 SBI証券のつみたてNISAなら、100円から始めることが可能です。そのためまとまった資金のない方でも気軽に始めることができるでしょう。

また、NISA口座での国内株式売買、海外EFT買付、投資信託売買などの各種手数料が無料なため、コストを抑えて利益を生むことができます。

投信マイレージでTポイント・dポイント・Pontaポイントも貯まるため、よりお得にNISAを始めたい方におすすめです。

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よくある質問

つみたてNISAと一般NISAの違いは?
非課税枠と非課税期間、対象商品が異なります。つみたてNISAの非課税枠は年間40万円、非課税期間は20年間です。一般NISAの非課税枠は年間120万円、非課税期間は5年間です。一般NISAの方が投資できる商品を豊富に取り扱っています。
つみたてNISAで購入した商品はいつでも売却できるのか?
つみたてNISAで購入した商品はいつでも売却できます。
つみたてNISAの始め方を教えてください。
証券口座とつみたてNISA口座を開設する必要があります。既に証券口座を持っている場合は、証券口座のWebサイトからつみたてNISA口座開設の手続きを行いましょう。
つみたてNISAの金融機関の選び方は?
投資信託の取扱い本数や特典の有無で金融機関を選ぶと良いです。ネット証券のつみたてNISAであれば、取扱い商品も多いです。また、「コンビニでのATM手数料が無料」のように口座を開設することで様々な特典が得られる金融機関もあります。
つみたてNISAではどのような商品が対象になるのでしょうか?
長期・積立・分散投資に適していると金融庁に認められた投資信託が対象となります。実際の取扱い商品は金融機関によって異なるので、詳しくは取引先の証券会社に問い合わせてみましょう。
つみたてNISAを始める際の注意点は?
一般NISAとの併用ができないので、どちらかを選択する必要があります。自身の投資スタイルや目的に合わせて選びましょう。
つみたてNISAを始めたい方におすすめのネット証券は?
SBI証券と楽天証券がおすすめです。どちらも投資信託の取扱い本数が多く、実績のあるネット証券です。また、特典等も充実しているので、ぜひチェックしてみましょう。

まとめ

今回は、つみたてNISAの始め方を3つのケースに分けて詳しく解説し、金融機関の選び方や注意点も解説しました。

つみたてNISAなら年間40万円まで、最大20年間非課税が適用されるため、対象金融商品の運用で利益が出ても税金がかかりません。

証券会社によって取り扱い銘柄や積立のルールなどが異なるので、それぞれの特徴を比較して選ぶことが大切です。

税務署が行うつみたてNISA口座の審査は通常2〜3週間程度かかるので、できるだけ早めに申し込むことがおすすめですよ。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。
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